【2016年8月10日】徳川美術館【岐阜・名古屋遠征後編】
この記事は2016年8月10日に徳川美術館(愛知県名古屋市)展示を鑑賞した際のレポート(後編)となります。こちらは8月9・10両日の岐阜・名古屋遠征の後編という位置づけとなります。9日のレポート(前編)も併せてご覧いただけると幸いです。
【待ってた。】来る8月10日~23日の期間限定にて、名古屋徳川美術館の「戦国名刀物語展」に、京都・豊国神社様より「薙刀直シ刀 名物骨喰藤四郎」を特別出陳していただきます。「鯰尾藤四郎」と同時公開です。皆様お楽しみに!! pic.twitter.com/I4tdz1msn1
— 徳川美術館@C91西2企業2911 (@tokubi_nagoya) 2016年6月12日
ついに10日から同時公開スタートです。
個人的に徳川美術館を訪ねるのは2回目。昨年8月開催の夏季特別展『没後400年 徳川家康 ―天下人の遺産―』以来となります。この時は鯰尾藤四郎や本作長義、庖丁藤四郎のほか、刀剣男士実装の発表直前だった脇差 無銘 貞宗(名物 物吉貞宗)が公開されていました。
展示終了6日後に実装発表。#おまえらのゲームのトラウマ挙げてけ https://t.co/w8ILhPeRzn
— 徳川美術館@C91西2企業2911 (@tokubi_nagoya) 2016年12月13日
徳美さん涙拭けよ。
垂井探訪を終えて名古屋のホテルに宿泊し、翌朝。まずは熱田神宮へお参りしました。
朝から暑いけど心地よい、いいお社ですね。夏休みだからか、小学生とおぼしき団体もチラホラお見かけしました。見学か青空教室なのかな、いいなぁ、神威が高まるぞここは。
大太刀 末之青江(太郎太刀)が展示されている宝物館はまだ開館前だし、昨年拝見したので今回は見送り。
こちらに目が留まったのでいただいてきました。この1年だけでいっぱい旅行してますからね、ホント。
名古屋駅まで戻り、徳美のある東区徳川町を目指します。新出来に向かうバスは以前乗ったので、今回は電車で大曽根へ。この時点で朝ご飯がまだだったので、いわゆるモーニングを体験すべく近隣のカフェへ突撃。
喫茶ぱんとまいむ (公式サイト)
徳美アカウントのオススメ、喫茶ぱんとまいむさんです。外観もすごいけど、内装がこう、民族雑貨店のような独特の雰囲気です。なのに妙に落ち着く。店内には常連さんとおぼしき方の姿も。
頼んだドリンクと、この日は卵豆腐。
そしてこのプレートがくる@@ ホントにドリンク代だけでいいのか... 恐るべし...
しっかり腹ごしらえした後、いよいよ徳川美術館へ。現地で知り合った同志のお姉さんと共に、前方で鑑賞するための待機列に並びます。
同時公開初日とあって、展示室内には報道カメラの姿も。ケース前で屈みながら、なんとかいつものムーブで見ることができました。とは言え、鍛えや刃文をじっくり味わうようにはいかなかったので、所感のみをお伝えしますね。
鯰尾藤四郎はちょうど1年振り、骨喰藤四郎は昨年の大関ヶ原展(江戸東京博物館)の展示以来の鑑賞でした。こうして二振り並べるとどうしても比較しながらといった見方になるのだけれど。
骨喰は刀身のインパクトが強く残っていますね。どっしりとした大振りで、初めて見た時も思わずカッコいいと口にしてしまった。次に地肌のキラキラと彫りの見事さに目がいって、やはりカッコいい。
鯰尾は骨喰に比べると刀身は小さく、しかし筋が通って凛としている。ふっくらとしたふくらと、いつまでも眺めていられる地肌に、なんとなく落ち着いた雰囲気の刀でした。徳美では長巻直しとしていますが、個人的に、鯰尾を見て以来薙刀直しや菖蒲造が好きで見かけると嬉しくなります。
二振りを堪能した後は、お楽しみのグッズ購入。お昼の時間になったので、徳川園脇のお食事処へ。
暑い日に食べる白玉ぜんざいは格別ですね… 冷たいのですよ?
その後は徳川園を回遊してきました。こちらは初めて入ります。夏だー! という景色が心地よいですね。
ここまでお姉さんとご一緒させていただきました。おかげさまで楽しい1日を過ごせました。この場を借りて御礼申し上げます!
その後は中部国際空港へ戻り、空路にて帰宅。
徳川美術館遠征、S勝利ですよー!
\ま た 真 田 か !/
しかみ像を前面に押し出していくスタイルといい、どういうことなの…。
ともあれ、今回の1泊2日遠征のレポートはこれにておしまいです。ここまで拝読いただき、ありがとうございました。
二振りとも良かったねぇ。